上限金利の役割期待

武富士が会社更生法を申請しましたが、
消費者金融業界を取り巻く環境を
絵に描いたようなニュースです。

破綻への道を加速させたのが、
過払い訴訟と貸金業法の改正。

さて、話は遠くイギリスに。
イギリスの消費者金融業界で現在
急成長を遂げている会社があります。
ウォンガ(Wonga)という会社で、
いわゆるネット専業の消費者金融です。

審査は日本で言う自動審査で
口座入金は15分以内というスピード融資です。

創業は2007年とまだまだ若い会社ですが、
サービス開始からたったの6ヶ月で黒字化しました。

ウォンガの平均貸出金利は「1日」約1%。
1日で1%ですから年利換算(複利)すると2689%になります。
日本だとこんな金利はあり得ないですよね。
でも、イギリスには上限金利が存在しません。

実はイギリスでもかつて上限金利を
導入しようとする動きがありました。

でも、業界団体や有識者のみならず、
なんと消費者保護団体までもが
上限金利の導入に反対しました。

消費者団体までもが反対した理由は、
上限金利を導入してしまうと、
生活維持のために短期資金を必要とする人が
融資を受けられなくなるから、とのこと。

消費者保護のために上限金利を引き下げ続ける我が国日本、
消費者保護のために上限金利を導入しないイギリス。
どちらが時代の最先端を行く消費者金融の姿なのでしょうか。
イギリス | comments (0) | trackbacks (0)

フランスのキャッシング事情

フランスでは、貸出業務を行う金融機関は
それが銀行であろうが消費者金融であろうが、
すべて例外なく免許制になっています。
当然自己資本比率も満たさなければなりません。
ノンバンクと銀行とが同じ基準で規制されているのです。
日本の場合はノンバンクは登録制で参入も容易です。
そしてフランスの消費者金融企業数は約60社程度。
事業者向け貸金業者も約100社程度です。
日本の場合は貸金業規制の影響で
廃業が相次いでいるとは言いつつ、
現在は約1万4千の業者が存在しています。
そしていわゆるグレーゾーン金利問題で
上限金利が引き下げられる日本ですが、
実はフランスでは消費者金融の上限規制はありません。
面白いですよね、これ。
このような違いの背景には
どのような要因が潜んでいるのか、
次回はその点を掘り下げていきたいと思います。
フランス | comments (0) | trackbacks (1)

ご挨拶。

当サイトでは海外の消費者金融、
とりわけ我が日本と海外との間には
どのような違いがあるのか、
その点を浮き彫りに出来ればと思います。
基本的には欧米の事情を比較対象にしますが、
場合によってはインドや中国など
アジア事情も紐解いていきたいと思います。

それでは、末永く宜しくお願い致します。
はじめに | comments (0) | trackbacks (0)
1/1
image
Entries
Categories
Trackbacks
Profile
Archives
Other
  • RSS1.0
  • Atom0.3
  • Powered by Serene Bach 2.09R
  • |